展示案内

震災から20年 震災 記憶 美術

BBプラザ美術館では、2015年1月17日に阪神・淡路大震災から20年を迎えるにあたり、2011年の東日本大震災も含め、先の震災の記憶をどのように受けとめ、考えていけばよいかという問いを展覧会という形で試みることにいたしました。

本企画は、13人と1グループの作家らが震災という現実と真摯に向き合い、平面、立体、インスタレーションと其々の表現で制作した作品を通して、先の震災の記憶を追体験し、これからの私たちと美術の在り方を共々に探ろうとするものです。

本展が震災の記憶と美術について改めて思考する場となれば幸いです。

 

■出品作家
<平面/洋画・日本画・書・写真>
井上廣子
栃原敏子
中岡真珠美
西田眞人
秀島踏波
吉田廣喜
吉野晴朗
吉見敏治
WAKKUN(涌嶋克己)

<立体>
榎忠
金月炤子
吉田英智

<インスタレーション>
古巻和芳+あさうみまゆみ+夜間工房
堀尾貞治

会期 2014/12/16(火) ~ 2015/03/08(日)
開場時間・休館日 開館時間:午前10時 ~ 午後6時(入館は午後5時30分まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、12/24~1/5、2/1
入館料 一般:400円 大学生以下:無料
65歳以上の方半額
開催者 主催:BBプラザ美術館・株式会社シマブンコーポレーション
協力:伊丹市・シスメックス株式会社・久保田セメント工業株式会社・北福畳店・Oギャラリーeyes・ギャラリー島田・Yoshiaki Inoue Gallery
後援:神戸市・神戸市教育委員会・朝日新聞神戸総局・神戸新聞社・産経新聞社・日本経済新聞社神戸支社・毎日新聞神戸支局・読売新聞神戸総局・サンテレビジョン・ラジオ関西
関連プログラム・
イベント

アーティスト・トーク「震災に想う」

2015年2月11日(水・祝)15:00-16:30
講師:井上廣子、堀尾貞治、WAKKUN
進行:坂上義太郎(当館顧問)
BBプラザ2Fアトリウムにて 定員80名(先着順)聴講無料
その他 関連イベント
「阪神・淡路大震災20年・語り継ぐこと/リレートークVol.5 『震災と美術』から15年」
2015年2月28日(土)14:00-15:00
お話:江上ゆか(兵庫県立美術館学芸員)、宮本亜津子(当館学芸員)
展示室にて 聴講無料(但し展覧会の入館チケット要)
※2000年に兵庫県立近代美術館で開催された「震災と美術 -1.17から生まれたもの-」展の担当学芸員・江上ゆか氏をお招きし、同展を振り返りつつ、展示作品を前に、震災と表現について考える機会とします。






◇阪神・淡路大震災20年・語り継ぐこと/リレートークとは

阪神・淡路大震災20年の節目に、被災地エリアの9館での震災関連事業として、各館学芸員が会場をリレートーク形式でつなぎ震災を語り継ぎます。(連携館:明石市立文化博物館、芦屋市立美術博物館、C.A.P.、神戸アートビレッジセンター、神戸ファッション美術館、神戸ゆかりの美術館、デザイン・クリエイティブセンター神戸、BBプラザ美術館、兵庫県立美術館) https://www.facebook.com/relaytalk