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ノートルダム 曇天 Notre-Dame, temps gris
アルベール・マルケ Albert Marquet |
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作品名 |
ノートルダム 曇天 Notre-Dame, temps gris |
作家名 |
アルベール・マルケ Albert Marquet |
生没年 |
1875‐1947 |
制作年 |
1924年 |
技法・材質 |
油彩・キャンヴァス |
寸法 |
65×81 |
解説 |
マルケは、フランスのボルドーに生まれ、1890年よりパリに住む。パリの国立装飾美術学校に入学し、そこでマティスと出会い、1894年にマティスとともにエコール・デ・ボザール(国立美術学校)に移り、ギュスターヴ・モローに師事する。1905年、サロン・ドートンヌに、鮮やかな原色が際立つ作品をドランやカモワンらと出品し、その展示を、ある批評家が「フォーヴ(野獣)」という言葉を用いて批評したことから、フォーヴィスムの名が付く。1907年頃までフォーヴ的な作品を描くが、やがて灰色を基調とした淡く渋い色調に転換する。 マルケは、セーヌ川の水辺を確実な筆遣いで情緒豊かに描き出し、季節や天候で変化を見せるノートルダム大聖堂の風景を、アトリエから好んで描いている。 |
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